小倉山かるたOGURAYAMA KARUTA | 入門

はじめての かるた

みながら、
とってみる。

競技きょうぎかるたは、むずかしそうに見えて、ルールはとてもかんたんです。 このページは 読むだけの説明ではありません。ひとつ ずつ ルールをおぼえながら、 とちゅうで じっさいに 札をとってためせます。まずは、ふだの しゅるいから。

札を見る

01 — 札

札は、二種類にしゅるいだけ。

百人一首は、ひとつの歌を 上の句下の句 に分けて、二種類の札にします。 読む人は「読み札」を読み、とる人は「取り札」をとります。

読み札 よみふだ

絵と、かみの句・しもの句の 全文

歌人の絵がえがかれ、歌の全文(上の句+下の句)が書かれています。読み手だけが手にする札で、これを声に出して読みます。取り札には手を出しません。

取り札 とりふだ

しもの句だけを、かなで。

下の句だけが、ひらがなで書かれています。絵はありません。畳(たたみ)の上にならべ、読まれた歌の下の句の札を、だれよりも早くとります。この札をとるのが、かるたです。

02 — あそび方

やることは、みっつだけ。

むずかしい道具も、たくさんのルールもいりません。この三つの順番をおぼえれば、もう遊べます。

  1. 取り札を ならべる

    取り札を、自分と相手の前に おたがい25枚ずつ ならべます。ここが「陣(じん)」。自分の陣の札を先になくした人が勝ちです。

  2. み手が よむ

    読み手が、読み札の歌を声に出して読みます。まず 上の句、つづけて 下の句。とる人は、読まれた歌の下の句の札をさがします。

  3. 早く さわった人が とる

    その札に 先にさわった人 がとれます。ちがう札にさわると お手つき。まちがえると、相手から札を1枚もらう(=自分の陣がふえる)ので、あわてず、たしかめて。

03 — やってみる

では、一枚いちまい とってみましょう。

読み手が歌を読みます。ならんだ取り札から、読まれた歌の下の句を えらんでください。 わからなければ「ヒント」で下の句を読み上げてもらえます。ちがう札を えらぶと お手つき です。 クリックのほか、Tabで札を移動し Enter でとれます(数字キー 1〜でも)。

04 — つぎの段階

まり ── 最後まで読まない。

なれてくると、上の句を 最後まで聞きません。じつは、はじめの数文字を聞けば、 どの歌かは 一つに決まります。この「ここまで聞けば分かる」という文字を 決まり字 といいます。 強い人は、この数文字で札にとびつきます。

たとえば、この6首。上の句の 朱い文字 が決まり字です。ここまで聞けば、もう決まります。

上の「やってみる」を 「決まり字」モード に切りかえると、読み手は決まり字までしか読みません。 それでも下の句の札を当てられたら、いっぱしの かるた取りです。

05 — 次のステップ

大会たいかいは、こう すすみます。

ひとりで遊べるようになったら、大会の一試合の流れです。むずかしくありません。順番に見てみましょう。

  1. 札をわける

    100枚から 50枚 を使い、25枚ずつ自分と相手の陣にならべます。残り50枚は「空札(からふだ)」──読まれても、とる札がありません。

  2. 暗記あんきの時間

    試合の前に 15分。どこに どの札があるか、位置をおぼえます。この時間があるので、決まり字だけで手が出せます。

  3. 読まれて、とる

    自分の陣の札をとれば 1枚へる。相手の陣の札をとったら、自分の札を1枚 相手に渡す「送り札」。お手つきも、相手から1枚もらいます。

  4. 陣が空で 勝ち

    自分の陣の 25枚を先にゼロ にした人が勝ち。早さと、位置の記憶と、決まり字。三つがそろって強くなります。

06 — 用語集

おぼえておきたい ことば。

ここまでに出てきた言葉を、まとめます。これだけ分かれば、大会を見ても、遊んでも、話についていけます。

読み札よみふだ
歌人の絵と、歌の全文(上の句+下の句)がある札。読み手が読み上げる。
取り札とりふだ
下の句だけを かなで書いた札。畳にならべ、これを とる。
上の句/下の句かみ/しも
歌の前半が上の句、後半が下の句。読み手は上の句→下の句の順に読む。
決まり字きまりじ
その歌が一つに決まる、上の句の はじめの数文字。強い人はここでとる。
お手つきおてつき
読まれた歌とちがう札にさわること。ペナルティで札が1枚ふえる。
空札からふだ
読まれても、場に取り札がない歌。手を出すと お手つきになる。
じん
自分の前にならぶ25枚の区画。ここを先に空にした人が勝ち。
送り札おくりふだ
相手の陣の札をとったとき、自分の札を1枚 相手に送ること。

これで、入門はおわりです。あとは、となりに札をならべて、だれかに読んでもらうだけ。
さいしょの一枚がとれた時の音を、たしかめてみてください。