漆黒の器に盛られた炭火焼きの一皿。湯気が立ちのぼり、背後には二つの琥珀色の蝋燭が灯る。

N°01 炭火割烹 / SUMIBI OMAKASE

備長炭の遠火が、旬のひと切れを芯まで炙る。
立ちのぼる湯気ごと、季節を皿の上へ。——夜ごと十二品、 火と時間だけで仕立てる、割烹のお任せ。

COURSE
夜のお任せ 全十二品
SEATS
一日二席・カウンター八席
FIRE
紀州備長炭 熾火
SCROLL

01 / PHILOSOPHY ・ 火の思想

料理は、足すのではない。
炭が与える遠火と、待つ時間だけで、季節は仕上がる。

紀州備長炭は、炎ではなく熾火で焼く。 表面を焦がさず、遠赤の熱が素材の芯へ静かに通る。 余分な脂は炭に落ち、香りだけが皿へ還る。 調味は塩と、ひと差しの深紅——足すことをやめた先に、旬の輪郭が立ちあがる。

— 竈 料理長・炭場より

02 / THE COURSE ・ お品書き

火を、一皿ずつたどる。

夜ごとのお任せから、炭火が主役の三皿を。器の中で立ちのぼる湯気ごと、季節をお運びします。

炭火で焼き上げた魚と根菜の一皿。照りのあるたれをまとい、湯気が立ち、傍らに赤ワインと蝋燭が灯る。

焼物 / HASHIRI

黒鱈の熾火焼き吟醸粕と山椒

粕床に三日寝かせた黒鱈を、熾火の遠赤でゆっくりと。 皮目は香ばしく、身はほどけるように。仕上げに実山椒の一片を。

紀州備長炭・強火の遠火
黒釉 楕円皿
炭火焼きの魚介と旬菜を盛った一皿。深いたれが照り、湯気が立ちのぼる。背後に赤ワインのグラス。

強肴 / SAKANA

炭火の旬菜盛り甘鯛と季節の根菜

甘鯛の若狭焼きに、炭で炙った季節の根菜を添えて。 素材ごとに火を分け、ひと皿の中で香りの濃淡を描きます。深紅のたれをひと差し。

備長炭・弱火の遠火
合わせ
熟成赤・骨太な一杯
炭火で照り焼きにした魚の主菜。表面に照りがのり、湯気が立ちのぼる。傍らに蝋燭の灯り。

主菜 / SHUSAI

金目鯛 炭火の照り実山椒の香り

脂ののった金目鯛を、たれを重ねながら熾火で照らす。 炭に落ちた脂が香りとなって立ちのぼり、ひと切れに夜の余韻を宿します。

備長炭・返しの照り焼き
締め
土鍋の炭火ご飯へ

03 / THE CHEF ・ 料理長

「炭の前に立つと、手数は減る
あとは火と、季節を信じて待つだけ。」

十五年、東京の割烹で研鑽を積み、故郷・紀州の炭に還った料理長・炭場 陽。 産地を毎朝みずから見極め、その日の一尾に合わせて炭を組み直します。 決まった献立はなく、火が季節に応じるままに。夜ごとのお任せは、二度と同じ皿になりません。

炭場 陽 / HARU SUMIBA — 料理長・竈

04 / RESERVE ・ ご予約

その夜は、八席だけ。

炭場に向き合うカウンター八席。一日二席・完全予約制で、 火の加減までをすぐ目の前に。おひとりのご来店も歓迎しております。

OPEN
火〜日 18:00 / 20:30 の二部制
COURSE
夜のお任せ 全十二品 ¥22,000
NOTE
前日までのご予約・アレルギー相談可

ATELIER東京都 架空区 熾町 1-8 炭火ビル 地下一階
HOURS18:00〜23:00 / 月曜定休
CONTACTyoyaku@kamado.example / 03-0000-0000