焼物 / HASHIRI
黒鱈の熾火焼き吟醸粕と山椒
粕床に三日寝かせた黒鱈を、熾火の遠赤でゆっくりと。 皮目は香ばしく、身はほどけるように。仕上げに実山椒の一片を。
N°01 炭火割烹 / SUMIBI OMAKASE
備長炭の遠火が、旬のひと切れを芯まで炙る。
立ちのぼる湯気ごと、季節を皿の上へ。——夜ごと十二品、
火と時間だけで仕立てる、割烹のお任せ。
01 / PHILOSOPHY ・ 火の思想
料理は、足すのではない。
炭が与える遠火と、待つ時間だけで、季節は仕上がる。
紀州備長炭は、炎ではなく熾火で焼く。 表面を焦がさず、遠赤の熱が素材の芯へ静かに通る。 余分な脂は炭に落ち、香りだけが皿へ還る。 調味は塩と、ひと差しの深紅——足すことをやめた先に、旬の輪郭が立ちあがる。
— 竈 料理長・炭場より
02 / THE COURSE ・ お品書き
夜ごとのお任せから、炭火が主役の三皿を。器の中で立ちのぼる湯気ごと、季節をお運びします。
焼物 / HASHIRI
粕床に三日寝かせた黒鱈を、熾火の遠赤でゆっくりと。 皮目は香ばしく、身はほどけるように。仕上げに実山椒の一片を。
強肴 / SAKANA
甘鯛の若狭焼きに、炭で炙った季節の根菜を添えて。 素材ごとに火を分け、ひと皿の中で香りの濃淡を描きます。深紅のたれをひと差し。
主菜 / SHUSAI
脂ののった金目鯛を、たれを重ねながら熾火で照らす。 炭に落ちた脂が香りとなって立ちのぼり、ひと切れに夜の余韻を宿します。
03 / THE CHEF ・ 料理長
「炭の前に立つと、手数は減る。
あとは火と、季節を信じて待つだけ。」
十五年、東京の割烹で研鑽を積み、故郷・紀州の炭に還った料理長・炭場 陽。 産地を毎朝みずから見極め、その日の一尾に合わせて炭を組み直します。 決まった献立はなく、火が季節に応じるままに。夜ごとのお任せは、二度と同じ皿になりません。
炭場 陽 / HARU SUMIBA — 料理長・竈
04 / RESERVE ・ ご予約
炭場に向き合うカウンター八席。一日二席・完全予約制で、 火の加減までをすぐ目の前に。おひとりのご来店も歓迎しております。