ABYSS LAB ・ DESCENT SEQUENCE

観測機を投下しています…

暗海研究所ABYSS LAB FIELD NOTES / 01

ABYSS LAB ・ 深海発光の観測記録 ・ BIOLUMINESCENCE

太陽の届かない海で、
生き物は自分の光をつくる。

水深200メートルより下。光合成の世界が終わり、青い光さえ消えていく場所で、 そこに棲むほとんどの生き物が、体の中で光をともす。
スクロールして、暗海をくだる。深くなるほど、闇は濃く、光の点は増えていく。

現在の深度 0 m
DESCEND

Why they glow

暗闇のなかで自ら光ることには、はっきりした理由がある。観測されている発光の役割は、大きく三つに分けられる。

01

獲物を誘う

チョウチンアンコウの疑似餌のように、光そのものを撒き餌にする。近づいた小魚を、闇のなかで待ち構える。

LURE ・ 誘引
02

身を守る

腹を淡く光らせ、上から差す残光に体を溶かす「カウンターイルミネーション」。あるいは強い一閃で捕食者を怯ませる。

DEFENCE ・ 防御
03

仲間を探す

種ごとに決まった点滅のリズムで、暗闇に信号を送る。求愛の合図として、同じ光を返す相手を探す。

SIGNAL ・ 交信

The chemistry of cold light

生物発光は、二つの分子の化学反応だ。燃焼と違い、ほとんど熱を生まない「冷たい光」。だからこそ、深海の乏しいエネルギーでも成り立つ。

ルシフェリンLuciferin光をだす基質
ルシフェラーゼLuciferase反応を促す酵素
酸素O₂酸化する
オキシルシフェリン+ 光子 photon発光
0 発光効率(生物発光)投じたエネルギーが光になる割合
0 白熱電球の効率残りの約90%は熱になる
0 発光する外洋生物の割合中深層で観測された動物のうち
0 光が消えたあとの世界約1000mより下は完全な闇

Field index

観測記録に登場した発光生物を、発光色と生息深度で引ける索引に。チップで絞り込める。

発光色
深度帯

9 種を表示